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李明博大統領の対国民談話(全文)
天安艦 傷あと無残 攻撃の傷あとも生々しく引き揚げられた船尾部分
「国家安保へ 心ひとつの時」

 李明博大統領が24日、ソウル龍山戦争記念館で天安艦事態について発表した対国民談話の全文は次の通り。

軍の綱紀を再確立
北韓の蛮行 責任は断固問う

 尊敬する国民の皆さん。

 韓半島情勢が重大な転換点を迎えています。今日、私は、これを痛感しながらこの場に立ちました。

 国民の皆さん。

 天安艦は北韓の奇襲的な魚雷攻撃によって沈没させられました。また、北韓でした。私たち国民が一日の仕事を終え、安息の時を過ごしていたまさにその時間に、韓半島の平和を二つに断ち切ってしまったのです。

 天安艦の沈没は、「大韓民国を攻撃した北韓の軍事挑発」によるものです。

 6・25南侵以後、北韓は、アウンサン爆弾テロ事件、大韓航空858機爆破事件など、武力挑発をほしいままにして来ました。しかし、ただの一度も自分の犯行を公式的に認めませんでした。今回もわが政府の自作劇だと強弁しています。

 このために私は、初めから徹底的した科学的、客観的調査を強調しました。結果が出るまで、いかなる予断もしないよう皆に忍耐と抑制を要請しました。

 ついにこの20日、国際合同調査団は確かな物証とともに最終結論を出しました。今や国際社会の責任あるいかなる国も、天安艦事態が北韓によって恣行されたことを否認することができなくなりました。

関連諸国と緊密に連携

 尊敬する国民の皆さん。

 その間私たちは、北韓の蛮行に耐えに耐えてきました。ひたすら、韓半島の平和に向けた切実な念願のためでした。しかし、これからは変わるでしょう。北韓は自分の行為に相応する対価を支払うようになるでしょう。私は北韓の責任を問うために断固対処していきます。

 今この瞬間から、北韓船舶は「南北海運合意書」によって許された我が海域のどんな海上交通路も利用することができません。交流協力のための航路がこれ以上、武力挑発に利用されることはありません。

 南北間の交易と交流も中断されるでしょう。北韓は金剛山観光に出かけたわが国民の命を奪い、最近には私たち所有の財産まで一方的に没収しました。

 その上に、天安艦を沈没させて、貴い我が若者たちの命を奪いとったこの状況で、これ以上の交流・協力は無意味です。ただ、乳幼児に対する支援は維持するでしょう。開城工団問題は、その特殊性も勘案して検討していきます。

 大韓民国は今後、北韓のどんな挑発も許さず、積極的な抑制原則を堅持するでしょう。

 今後、私たちの領海、領空、領土を武力侵犯すれば、直ちに自衛権を発動するでしょう。北韓は「3・26天安艦事態」で国連憲章に違反し、停戦協定、南北基本合意書など韓半島の平和と安定のための既存合意を破りました。

 政府は関連国と緊密な協議を経て、この事案を国連安全保障理事会に回付し、国際社会とともに北韓の責任を問います。多くの国々が我々の立場を支持しています。

究極目標は安定と平和

 私は北韓当局に厳しく促します。北韓は大韓民国と国際社会の前に謝罪し、この事件の関連者たちを直ちに処罰しなければなりません。これは北韓がまず行うべき基本的責務です。常にそうだったように、弁明や横車の主張だけを繰り返せば、国際社会のどこにも北韓の立つ場はありません。 尊敬する国民の皆さん、そして北韓同胞の皆さん。

 私たちの究極的目標は、軍事的な対決ではありません。韓半島の安定と平和です。韓民族の共同繁栄です。さらには平和統一です。

 今年で6・25戦争が勃発してから60年です。大韓民国はすでに、戦争の傷に苦しみ、貧しさにとらわれたかつての大韓民国ではありません。戦争の廃墟から立ち上がり、自由民主主義と市場経済を憲法的価値に定め、輝かしい「発展の神話」を成就して来ました。堂々と世界の中心に進出しています。

 世界のすべての国が国民をよく暮らせるようにするために、熾烈に競争しています。共同繁栄と世界平和のために力を合わせています。世界中が変わりました。現在も速く変化しています。

 しかし、北韓はどうでしょうか。60年前も今も少しも変わっていません。依然として、対南赤化統一の虚しい夢に捕らわれて脅迫とテロをほしいままにし、分裂と葛藤を絶えず助長しています。

生きる道を直視すべき

 一体何のために、誰のために、このようにしているのでしょうか。同じ民族として、世界の前に実に恥ずかしいことです。北韓政権も今や変わらなければなりません。今日どんな国も、ひとりでは平和を守ることも、経済を発展させることもできません。

 世界と交流協力して、全人類が行く道に参与しなければなりません。何が本当に、北韓政権と北韓住民の生きる道なのか、現実を直視して勇気ある決断を下すべき時です。韓半島をこれ以上、東北アジアの危険地帯のままにしておいてはなりません。南北がこの問題を主導的に解決しなければなりません。韓半島を世界平和の新しい基盤につくっていかなければなりません。

力を合わせ強い国家に

 愛する国民の皆さん。

 ここ戦争記念館には、国のために命を捧げた国軍と国連軍勇士たちの魂が宿っています。天安艦46勇士の名前もここに永遠に刻まれました。私たちは天安艦事態を通じて再び痛恨の教訓を得ました。世界で最も好戦的な集団と対峙しているという現実を忘れていました。わが軍にも過ちがあったことを認めざるを得ません。政府はこの事態を契機に、安保態勢を確固と構築します。

 軍の綱紀を再確立して、軍の改革を速めます。軍の戦力を画期的に強化します。堅固な韓米同盟を土台に、韓米連合防衛態勢をよりいっそう堅固にするでしょう。

 我が国民の安保意識もよりしっかりとしなければなりません。北韓のいかなる脅しと挑発、そして絶え間ない分裂画策にも、私たちは決して揺さぶられてはいけません。国家安保の前に私たちは、一つにならなければなりません。

 国民の皆さん。

 どのような荒々しい台風が襲ってくるとしても私たちは、よく暮らす国民、温かい社会、強い国に向けて、こつこつと自らの道を歩いて行くでしょう。大韓民国の偉大な国民は、大韓民国を偉大な国につくっていくことでしょう。

 国民の皆さん。

 われわれ全てがともに力を合わせ、前に進みましょう。

(2010.5.26 民団新聞)
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