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とっておき!?韓日通訳秘話《3》…朴輝さん(下)
韓国を正しく伝えたい…報道の第一線で痛感

 1980年代半ば、ひょんなことからテレビ朝日「ニュースステーション」に関わることになった。番組スタート直後ということもあってスタッフ並みに扱われ、副調整室でのキュー出しはもとより、ピョンヤンに電話(当時はダイヤル直通などではもちろんなく、KDDに申し込んでも、つながるまで5、6時間待ちは当たり前)して「よど号」メンバーとインタビュー交渉をしたり、実に貴重な経験をさせてもらった。

 そんな報道の一線で感じたのは、日本人は韓国についていかに無知であるかということ。韓国のことを日本人に正しく伝えるという意味で、翻訳・通訳という仕事の持つ意義を痛感したのはこの頃だった。

 ソウル・オリンピックが近づき、TVの深夜番組の司会に女優のイ・へスクさんが起用され、チョ・ヨンピルさんなど多くの歌手が日本で活動を始めるなど、翻訳・通訳者としての活動の場も一気に広がった(私もイ・ヘスクさんの通訳として「芸能界デビュー」を果たすことになった)。さらに、官民問わずさまざまな韓日会議も開かれるようにもなるなど、真の意味での交流が始まったのもこの頃だったと思う。

 今でこそ会議が感情的対立で紛糾することはまれだが、当時はそうではなかった。韓日関係はまだ「日帝36年」の亡霊につきまとわれていて、そもそも最初から「いつでも席を蹴って飛び出すぞ」的な勢いが韓日双方にあった。

 それが今では、「独島問題」で揺れているときも「ビジネスはビジネス、政治は政治」と発言するのは韓国側で、「貿易不均衡は韓国経済の構造的問題」と主張するのも韓国側だ。政治家の先生方だって、口角泡を飛ばして激論をたたかわせても、会議が終われば何事もなかったようにオヤジギャグを飛ばし合っているから、韓日関係はとても良好なのだと思う。

 願わくばこれからも、通訳にストレスをかけない韓日関係であり続けて欲しいものだが、半面、一触即発の緊張感の中で仕事をしていた頃がなつかしく、充実していたようにも思える。

(2005.10.5 民団新聞)
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