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李明博第17代大統領当選人は10日、民団中央本部新年会に特別メッセージを寄せ民団団員を始めとする在日同胞を激励した。全文は次のとおり。 希望に満ちた2008年の年頭に当たり、民団の団員をはじめとする在日同胞の皆さんに、新春のごあいさつを申し上げます。
改めて言うまでもなく本年は、大韓民国が樹立されて60周年になる特別な年です。わが国が苦しい時や国の命運をかけた重要な時ほど、皆さんは率先して力を貸してくれました。その歴史を改めて思い起こしています。 民団団員をはじめとする在日同胞の皆さんは、海外韓民族700万のなかでも、極めて重要な位置を占めています。韓国と日本は、価値観を同じくする一衣帯水の関係にあり、東北アジアの未来を切り開く運命共同体です。
皆さんはその日本で、厳しい時代を血と汗を惜しまない不屈の精神で克服し、今や日本社会の一員として、地域住民の核として押しも押されない地位を築いてきました。14年間にわたって、永住外国人の地方参政権を獲得すべく先頭に立って運動してきたこともよく知っています。
多文化共生社会を実現しようとする皆さんの願いは、日本社会でも高く評価され、韓国と日本の自治体間交流はもちろん、韓日両国の善隣友好関係の発展に大きく貢献しています。皆さんの未来志向に基づいたさまざまな課題が成就するよう、最善の努力が傾けられなければなりません。 最後に、民団の今後さらなる躍進を期待しつつ、団員をはじめとする在日同胞皆さんの事業の隆盛とご家庭の安寧をお祈りいたします。
（2008.1.16 民団新聞）
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