| | 金浦〜羽田路線10周年記念式で握手を交わす両空港の代表(11月29日) |
「近くて便利」をキャッチフレーズに、金浦〜羽田線が新たに就航してから10周年。仁川〜成田線に比べて空港から都心へのアクセスが容易だ。当時の1日4便から、現在は12便に増え、年間利用者は200万人を超す。相乗効果で仁川〜成田線の旅客数も増え、韓日両国の民間交流拡大に向けてさらなる飛翔をめざす。 年間利用者200万人超 韓国空港公社(金碩基社長)と羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング(鷹城勲社長)は11月29日、羽田空港で金浦〜羽田線就航10周年記念式典を開催した。 金社長はあいさつで、「金浦〜羽田線の利用客は年間200万人に達した。韓流が成長する足がかりにもなった」と評価するとともに、「仁川〜成田線に比べて空港から都心へのアクセスが容易で、ビジネス路線として特化したことが成長の要因。交流の拡大に長く寄与している」点を強調した。 金浦〜羽田線は2003年6月の韓日首脳会談でチャーター便の運航に合意したことを受け、同11月30日、大韓航空(KAL)、アシアナ航空、日本航空(JAL)、全日空(ANA)の4社がチャーター便の扱いでそれぞれ1日1往復で就航した。 10年10月の羽田空港再国際化を経て、現在は定期便として1日計12便を運航。10年間の旅客増加率は年平均16・6%に達し、昨年は延べ209万2000人が同路線を利用した。 韓国空港公社が昨年発表した調査結果によると、仁川〜成田線の利用目的は、旅行が56・4%、業務(ビジネス)が23・9%だった。それに対して金浦〜羽田線の場合、業務が約2倍にあたる46%を占め、「ビジネス路線」であることを示した。 関係者は「金浦〜羽田線就航にともなう相乗効果で、仁川〜成田線の旅客数も20%程度増加した」と述べ、今後も両国間の貿易や観光客が増加することに期待した。 冷え込んでいる韓日関係に関連して、今年の利用実績は前年度比で減少する見込みであるものの、同路線を通じて両国間の民間交流を拡大し、経済交流を持続的に増加させることで関係改善に寄与していく意向だ。 18年平昌冬季五輪、20年東京夏季五輪の開催といったビッグイベントを控え、両社は、今後の需要を喚起するため一般向けの共同プロモーションを企画するなど、路線の成長に向けた協力を進めることにも合意した。 (2013.12.11 民団新聞) |