1936年のベルリン五輪のマラソンで金メダルを獲得した故・孫基禎氏の新しい銅像(写真)を披露する除幕式が12月20日、ソウル市内の孫基禎体育公園で行われた。
孫氏は日本の植民地支配下当時に開催されたベルリン五輪に日本代表として出場し、金メダリストになった。
新たな銅像の設置は孫基禎記念財団が推進、「表彰台に立つ孫基禎先生の姿が基本となっているが、当時胸に付けていた日章旗の代わりに太極旗を付け、孫先生の念願だった堂々たる大韓民国マラソンランナーを表現した」と説明した。
セヌリ党の国会議員で、同財団の理事長を務める金聖泰氏は、「今日は孫選手の悲しい歴史をわれわれの世代が記憶し、太極旗を胸につけた韓国のマラソンランナーとして出発する日」と話した。
これまで設置されていた頭部だけの銅像は補修した後、同公園の入り口に移設される予定だ。
(2017.1.1 民団新聞) |
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