柔道の国際大会「グランドスラム東京」(4〜6日、東京体育館)の男子73キロ級で在日3世の安昌林(21、龍仁大学、写真上)が銀メダルを獲得した。 大会2日目の5日、10月のグランドスラムアブダビ、11月の済州グランプリで優勝していた安は予選から準決勝を難なく勝ち上がった。決勝の相手は昨年の覇者、日本の秋本。安にとっては高校、大学の先輩だ。開始から激しい攻め合いとなったが、背負い投げから技ありを奪われた。反撃を狙い果敢な攻めを続け、指導2個をとったが逃げ切られ、金メダルは届かなかった。 同じく在日3世で前日の66キロ級に出場した金琳煥(23・韓国馬事会)は16強まで進んだが、3回戦で敗退した。 (2015.12.9 民団新聞) |