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収集の新羅瓦摶公開 古代朝鮮と日本のつながり
奈良で特別展

 「特別陳列‐新羅瓦摶の美」が2月17日から25日まで、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館で開かれた。「新羅瓦?」は旧畝傍中学校(現県立畝傍高校)の所蔵品で、古代朝鮮と日本のつながりを知る貴重な考古学資料として、研究者から注目を集めていた。

 旧畝傍中学校には1896年創立以来、学校関係者によって蒐集・所蔵された考古資料が保管されている。これらは校舎内での陳列や歴史教材などに活用されてきた。資料は大きく分けて奈良盆地から採集された資料と、主に韓半島からもたらされた考古資料の2つに分類することができるという。

 今回の展示では軒丸瓦、軒平瓦、平瓦などの「新羅瓦摶」を中心にした153点を紹介。瓦の出土地は韓国・慶州地域の阿火、鬼橋、月城、月城付近を含む30カ所の寺刹などで、676〜935年までに制作された。

 同博物館総括学芸員の木下亘さんは、「新羅瓦はきちんと瓦の裏に墨書で出土地などが記述されていたことからすぐに展示できる状態だった。今後は論文をまとめてこの夏に完成させたい」と話す。論文は立命館大学文学部教授で在日韓国人3世の高正龍さんと、同博物館調査第1課主任研究員の清水昭博さんらが手がける。

 期間中、高正龍教授、清水任研究員、木下同館総括学芸員らによる講演が行われ、考古学史友会の会員、考古学ファン延べ約500人が参加する盛況だった。

(2007.3.28 民団新聞)
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