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実相寺仏頭から写経みつかる…銀粉で書いた大般若波羅密多教
CT撮影で浮かびあがった写経の姿
 仏教文化財研究所は24日、「実相寺の極楽殿に安置された乾漆仏像の頭の中から高麗時代に書かれた『桑紙銀泥大般若波羅密多経』が発見された」と明らかにした。

 仏教経典である大般若波羅密多経を銀粉(銀泥)で書いた写経は、国内に4点伝えられているが、このうち慶州の祇林(キリム)寺の毘盧遮那仏から発見された写経3冊は宝物第959号に指定されている。乾漆仏像の保存状態を把握するために3DのCT撮影を行った際、写経を発見した。桑の木で作られた紙に銀泥で文字が書かれていた。同研究所遺跡研究室のイム・ソクキュ室長は「祖先の冥福を祈って家の災いを祓うために奉献した写経」と分析した。

 この乾漆仏像は、朝鮮朝前期に作られたもので、土の表面に漆を塗った麻布を付けた後、内部の土を取り除いて作られた。高麗時代から朝鮮朝時代に作られた乾漆仏像は、約20体残っている。実相寺の乾漆仏像は何度も修理を経て外観が変わった状態だったが、CTを通じて金箔の下の原型を確認した。

(2017.5.31 民団新聞)
 
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