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文化発表“卒業生”がリーダーに 同胞の仲間づくり/異文化との出会い 【神奈川】周囲からの心ない偏見や蔑視を恐れるあまり、本名を名乗れないでいる同胞の子どもたちを元気づけ、日本人の子どもたちには身近な異文化との出会いの場を提供してきた「ヨコハマハギハッキョ」(横浜夏期学校、同実行委員会主催)が、今年で20回目を迎え、10日に横浜市の神奈川公会堂で記念の文化発表会を開いた。 「ハギハッキョ」は地域の小学校体育館などを会場に1年に1回、韓半島の文化と歴史を学ぶ参加型イベント。子どもたちが400人を超えた11回目からは鶴見区と南区の2つに会場を分散。料理、民俗ノリ、チャンゴ体験、工作、ノレなどの文化体験や学習活動を楽しんでいる。 今年は両実行委員会の子どもたちが合同で発表し、一般参加の子どもたちは応援に回った。客席は大人を含め300人以上で埋まった。 オープニングは子どもたちによる「雷雨風雲」と題したチャンゴ発表でスタート。劇「地震から学ぶ」では、関東大震災の直後に当時の子どもたちが体験を綴った作文を読み上げた。フィナーレでは実行委員の金正姫さんを中心に「ペンノレ」を歌い、踊った。 運営を担ったのはハギハッキョから巣立った中高校生たち。在日3世の高校生、韓桃実さんは小学校3年生の時から参加し、6年生になってからはずっとリーダー役を務めてきた。普段は本名と通称名を織り交ぜて使っているが、ハギハッキョの時だけは本来の名前を使い、普段よりも生き生きとした表情を浮かべていた。いまは韓国語を勉強中という。 早稲田大学に通う石川淑佳さんは韓国人と日本人の両親を持つ。実行委員の誘いで中学2年生から運営にかかわってきた。ハギハッキョで関東大震災にかかわる地域の同胞史を初めて知り、絶句したという。大学では週4回、授業で韓国語を学んでいる。 The price of titanium wire is due to technological details of production without additional costs. More detailed information on the link http://www.auremo.biz/titanovaya-provoloka.html ハギハッキョ南区実行委員会の代表を務める大沢朝美さん(市立富士見中学校教員)は、「1日だけの学校だが、そこに参加することで韓国人としての自分を発見し、その存在の意味を問われる。同時に、日本人の子らにも日本人として何を知るべきか、どう行動したらいいのかを迫る。ハギハッキョの存在意味がここにある」と話している。 (2011.9.14 民団新聞) |