| | 韓国と日本を結ぶ唐辛子について語る呉永錫会長(左) |
東京・新宿区にルーツを持つ「伝統江戸野菜・内藤とうがらし」と、韓国産の唐辛子をコラボした韓日両国の中学生向け「食の異文化体験教室」(民団韓食ネット協議会主催)が24日、新宿の妻家房大久保店で開催された。 内藤とうがらしは江戸時代、現在の新宿御苑に下屋敷を持っていた内藤清枚という大名が、畑で栽培したことに由来する。蕎麦の薬味として珍重され、新宿御苑から現在の伊勢丹あたり、そして大久保、旧戸塚町(現在の高田馬場・早稲田)まで畑が広がり、あたり一面を真っ赤に染めたと言い伝えられている。 明治期に一時は絶滅したが、最近になって四谷3丁目を中心に町ぐるみで5000本の苗木を復活させた。プロジェクトリーダーを務めた成田重行さんは、「10月4日を『唐がらしの日』と定め、新宿区全域を真っ赤に染める活動を展開している」という。 民団韓食ネット(呉永錫会長)はこのプロジェクトに賛同。「食」を通じて韓日交流を図ろうと、新宿区立牛込第一中学と東京韓国学校中等部から各10人を招いた。 まず、成田さんが紙芝居を使って「内藤とうがら史」について語り、滋賀県立大学名誉教授の鄭大聲さんは、日本から伝わった唐辛子が韓国の食文化を変えたと解説した。この後、妻家房総料理長の柳香姫さんから白菜キムチ、日本料理「賛否両論」店主の笠原将弘さんから南蛮味噌焼きおにぎりについて調理指導を受けた。 (2014.7.30 民団新聞) |