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北韓核問題を集中討論 統一部次官が基調演説
10月28日に開かれた統一問題討論会
民団平和統一推進委主催

 民団中央本部平和統一推進委員会主催、統一部後援による「世界韓民族統一問題大討論会」が10月28日、東京・港区の虎ノ門パストラルで団員ら約100人が参加して開催された。

 許孟道中央本部副団長のあいさつ、洪良浩統一部次官の基調演説「共生・共栄の対北韓政策と南北関係の現状」の後、尹徳敏外交安保研究院教授による主題発表「北韓情勢と北韓核問題の現況」を受け、李鍾元・立教大学教授の司会で、尹徳敏教授、黄迎満・平和統一推進委員長、金聖哲・広島市立大学広島平和研究所教授、権鎬淵・法政大学教授による討論が行われた。

 洪次官は基調演説で「北の核放棄という原則は徹底しながら、具体的懸案については柔軟にアプローチしていく。北の核問題解決の進展につれ、段階的に南北経済協力を拡大・発展させていく」と強調、「北の核問題の解決だけでなく、北の発展的な変化と韓半島の平和のために、韓国と日本がより緊密な協力関係を維持していくことを期待する」と表明した。さらに「これまでのように、在日同胞の皆様にも私たちの南北統一の夢が早く叶うよう大きな役割を果たしてほしい」と呼びかけた。

 尹教授は主題発表の中で、北韓の核開発について「体制維持のためであると同時に対米関係改善交渉のテコにするためである」と述べ、「北韓は韓国に吸収されず、中国に従属化しない生存のフレームとして、核武装と対米戦略関係という二匹の兎を追っている」と指摘した。

 討論で黄委員長は「2000年の6・15南北共同宣言は北韓の核実験強行で前提が崩壊し、昨年の10・4南北首脳宣言も全面的に見直すべきではないのか。見直す根拠としては92年の南北基本合意書と韓半島非核化共同宣言がある。それを原点にすべきではないか」と主張。

 金教授は「李明博政府には南北間ですでに合意された事項を土台に北韓に対する関与政策を取りながら、その過程で『行動対行動』の実用主義的なアプローチをとることを期待する」と表明した。

(2008.11.5 民団新聞)
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