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開館から10年目の在日韓人歴史資料館…質・量ともに充実
姜徳相館長は、展示品の一つひとつから在日同胞の生活感が漂ってくると話す

来館者3万人突破

 「100年の歴史を後世へ」を合い言葉に東京・南麻布の韓国中央会館別館に開設された在日韓人歴史資料館(鄭進理事長、姜徳相館長)が11月、05年の開館から満10周年を迎える。全国の同胞たちの協力のもと、展示品は年を追うごとに質・量ともに充実しており、来館者も昨年末の時点で累計3万人を突破した。

地方展で資料掘り起こす

 展示ケースに収めてある資料はスペースの関係で現在、430点余り。同じくパネルは170点。在日同胞に特化した図書資料はすでに1万冊を超え、テレビ放送番組などから録画した映像資料も700点余り。開館当時と比較すると、全体で3〜4倍の伸び。

 姜館長は「質・量ともに見る価値のある資料館になりつつある」と語った。

 寄贈された資料は必ず展示するのが資料館の基本方針だ。展示コーナーは学芸員がほぼ毎月のように入れ替えている。このため何年ぶりかに資料館を再訪した来館者は、「貴重な資料が多くなり、きちんと整理されている」と、その変わりように驚くという。

 飛躍のきっかけとなったのは全国主要都市での「特別展」。08年の大阪を皮切りに名古屋、福岡と巡回。12年のソウル特別展「列島の中のアリラン」(ソウル歴史博物館)では16万人を動員し、その存在感を高めた。同時に各地の在日同胞家庭で埋もれている資料の掘り起こし、とりわけ解放直後の資料の掘り起こしにも結びついた。次の開催地としては北海道や仙台が候補に挙がっているという。

 企画展では「2・8宣言から3・1独立運動へ」を皮切りに、その時々の最もタイムリーな話題を取り上げてきた。同じく、「土曜セミナー」(毎月第1土曜日)も「知的情報発信の拠り所」として人気を集め、会場のセミナー室が毎回いっぱいになるほど。この間、評価の高かった講義については小冊子にしていく。

 また、図録『写真で見る在日コリアンの100年』(明石書店、08年)の増補版も今後の検討課題だ。

 姜館長は、「日本全国でこれだけ在日同胞の資料が集まっているのはここだけ。いまや資料館は日本社会で同胞の歴史を伝える中核的役割を果たしているといえるでしょう。これからも、どこかに埋もれているはずの資料を発掘し、歴史をより深く伝えていきたい」と意欲を新たにしている。

会員を募集中

 現在、会員を募集中。個人1口3000円、賛助会員1口30000円。会員の種類と口数を明記のうえ郵便振替00130‐7‐464564 在日韓人歴史資料館。問い合わせは03・3457・1088。

(2015.1.15 民団新聞)
 

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