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<金剛学園特集>国際教育を推進 教職員が意欲語る
未来に向かってはばたく金剛学園の児童
礼儀作法授業に

 任美姫さん(48)=韓国語教師・高校17期 新校舎になると運動場が広くなるのがなによりうれしい。体育館もできるので、韓国の礼儀作法も教えていきたい。

 これまでは講堂が狭くて全校生徒が集合できる場所がなかったが、広い体育館で韓国の文化の授業として「礼儀作法」の授業を取り入れていきたい。「韓国の礼儀作法」は資料もあるし、講師もいるから、今後はこの授業を重要にして取り入れたい。

 ふだんの授業では韓国語の基礎学習の授業カリキュラムをさらに充実させたい。それには校内で中学生から韓国語を使えるような環境をどう作っていくのかがカギになると思う。

 韓国語の学習能力に個人差はあっても、要は本人のやる気しだいなので、韓国語を日常会話にして楽しんで会話ができるようにしていきたい。それには施設などの設備が必要。韓国語を自然体で話していく学校、そうすれば自然に国際教育につながっていく。ふだんの授業も2カ国語、韓国語と日本語を取り入れたものにしていかなければと考えている。

国際環境に期待

 大池直樹さん=英語教師 これまで教室の中で英語の授業をしてきたが、新校舎に移転すると実際に海外に触れることが多くなる。校舎からは貨物船など、外国船が航路しているのが見える。海のそばの学校から外国を肌に感じて学習ができる。世界のワールドプレートセンターなどは生きた教材となる。広い視野での学習内容ができる。新校舎に期待している。

理科教材が豊富

 全元一さん=理科教師 これまで理科の授業では移動して郊外学習を行ってきたが、新校舎に移転すると周りに「野鳥の森」「時空館」など数々の施設がある。海に面して学校の周囲は木々に囲まれた遊歩道になっている。いながらにして理科の教材が豊富なので、充実した授業ができそうだ。生徒の学習の視野も広がる。この視野を広げるような教育を進めていきたい。

 ここは大阪と韓国を結ぶ海の玄関口。国際的な場所になる。ここからいろんな形で発信がしたい。

生徒募集に全力

 金博之さん=教務部主任、数学教師 新校舎に移転すると、さらに多くの生徒たちが入ってくることでしょう。国籍を問わず、誰もが楽しく韓国の文化や韓国語が楽しく学べる、そんな学校にしていきたい。この夏休みから各学校を訪問して生徒募集に力を注いできました。これは2学期に入っても続けている。

 現在の授業カリキュラムは3年前からのもので、新校舎に移転したら部分的に修正した授業内容にしたいと考えている。なによりも生徒や保護者のことを第一に考えた授業カリキュラムをつくっていきたい。これは生徒の進路や進学を保障していくためなのです。

美しい英語を

 金玉子さん 中・高校教頭、英語教師=子どもたちが小学校から美しい英語を使えるような授業も考えていきたい。やる気のある子どもはしゃべることができる。韓国語と英語の授業も考えていきたい。

複眼的視点育て

 韓清光さん(64)=小学校元教頭、中学校1期生 西成区の在日同胞はみな、金剛学園のことを親しみをこめて「ウリハッキョ(我々の学校)」と呼んでる。地元にしっかりと密着したそんな学校なのです。そしてスクールバスを出すようになってからは西成以外からも子どもたちが学校に来るようになり、大阪府下の学校として発展してきた。

 20数年前からは在日だけでなく、駐在員の子どもたちや日本の子どもたちも入ってくるようになり、国際的な学校として発展した。児童・生徒の入学者は65年から増え続け、一時は500人を越える子どもたちが在籍した。

 今度の新校舎は敷地が広い。子どもたちの行動半径も広がるでしょう。そういう意味では子どもたちがもっと大きく育つ余地がある。さらに広い視野にたった国際教育ができるものと期待している。

 「在日」「日本」「本国」そして「他の外国」の子どもたちが一緒に刺激しあい、複眼的な見方のできる人間に育っていってほしい。

■□
金剛の未来担う

寄付集め先頭に

 趙貞内校友会会長(高校7期) 私は日本の公立小学校を卒業し、中学と高校は母の強い薦めで金剛学園に行った。小学校から来た同級生たちは「ソンセンニム」と呼び、親子関係のようでした。その光景はとっても新鮮でした。毎日、学校が楽しくてしょうがなかった。中学進学の時は「どうして金剛学園に行くの」といって母を困らせたというのに。

 この学校は卒業生たちの手で守らないといけない。校友会の会員から1口1000円の寄付金を集めていきたい。たとえ1000円でも100人集まれば10万円になる。チャリティバザーもやって、収益金を学校の移転費用に寄付したい。

新しい青写真を

 趙栄吉さん=校医、高校10期 金剛学園は移転とともに今後、さらなる期待がかかることでしょう。いまの時代は大学進学率がよいとか、体育会系で全国にアピールするものがあるとか、なにかしら訴えるものが必要とされる。

 国際化が叫ばれる昨今、大きな視野に立った民族教育の姿を模索していく方法もある。

 各界の有名人、PTA、卒業生や、定年退職された先生方などといろんな方から定期的に講演してもらったらどうでしょうか。金剛学園をこれからさらに発展させていきたいから。

(2006.12.6 民団新聞)
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