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「地上の楽園は虚偽宣伝」
【大阪】総連は「地上の楽園」ではないと知りながら虚偽の事実を広めつつ北送事業を推進したとして、元在日同胞脱北者の高政美さん(47)=大阪府八尾市=が13日、慰謝料など1100万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。
訴状によれば、高さんは大阪市生まれの在日2世。3歳の時、母親の手に引かれるまま北韓に渡った。結婚して2人の子どもを設けるなど、生活は貧しいながら比較的安定していたが、高さんとは何の関係もない外貨稼ぎで処罰された北送同胞の連帯責任を負わされたことから暗転。大学講師の地位を失い、2人の子どもと山奥に追放されそうになった。2000年に家族3人で脱北を試みたが失敗、拷問にあった。ようやく03年に成功した。
総連の北送責任を問う訴訟は01年に韓国在住の元在日同胞が起こしたのに次いでこれが2番目。このときは脱北から約40年が過ぎていたため、「賠償請求権が消滅している」として棄却(確定)された。原告側は「訴えることが不可能な北朝鮮から帰国して3年以内の提訴なので、時効にはあたらない」としている。
(2008.6.25 民団新聞)
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