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「天然堂 寫眞館」アートプロジェクト‐東京展が30日まで東京・新宿区の韓国文化院ギャラリーMIで開かれている。1907年、ソウルに写真館を開いた金奎鎭(雅号=海岡)の「天然堂 寫眞館」の開館110周年を記念したイベント。
当時の写真館「天然堂」を再現しているほか、世界で初めて銀板写真を発明したフランスのルイ・ダゲール(画家、写真家)の技法を用いた世界最初の写真用カメラ(1860年代)などが展示されている。
なかでも1900年前後の韓国、日本などの人 々を写した写真は興味深い。大韓帝国の皇太子である英親王(1897〜1970)と李芳子王妃や朝鮮王朝第27代王・純宗などを紹介するコーナーでは、純宗の葬儀の進行過程を紹介する貴重な写真も紹介されている。
展示されているカメラや肖像写真などは会場で希望者の写真撮影を行う李柱龍さん(作家、韓国芸術総合学校美術院教授)のコレクション作品。
同イベントは今後、大阪韓国文化院(7月12日〜8月10日)、駐中韓国文化院も巡回する。
(2016.6.22 民団新聞) |
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