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人生と自然の彩り 鬼才、キム・ギドク監督の9作目(04.10.6)
「春夏秋冬そして春」30日公開

 最新作でベルリン国際映画祭最優秀監督賞(銀熊賞)を受賞した鬼才、キム・ギドク監督の9作目の作品「春夏秋冬そして春」が30日、東京・渋谷のBunkamuraル・シネマでロードショーを迎える。

 映画は、慶尚北道・周王山国立公園にある池の中央に、環境庁を半年間説得して建てた撮影用の寺を舞台に制作された。

 ストーリーは、寺に老僧と主人公である幼子が住んでいるところから始まり、幼子の一生を、春夏秋冬の四季の変化と重ね合わせた形で進んでいく。

 春は幼年期で、幼子は蛙や蛇、魚に小石を結びつけるというふとしたいたずらから殺生の業を背負ってしまう。夏は思春期で、同い年の少女が山寺に養生のためにやって来て、恋に目覚めた少年が執着を知る。秋は成年期。妻の裏切りに憤怒し、男はその怒りと苦しみに堪えきれなくなる。そして冬の壮年期には、主人公は身を鍛錬し心の安らぎを求めて日々を過ごすようになる。

 本作は、仏教的な世界観を下地に、生きる意味や人間の本質的な部分をシンプルに描き出している。また、青々とした緑や白く屹立する岩山など、四季によってさまざまな彩りを見せる映像美も一見に値する。さらに春夏秋冬それぞれの季節に、人生や人間の本質を描く象徴的で印象的な行動や小道具が登場することで、作品に重層的な深みを与えている。

 キム監督は本作品によって、若干43歳という若さで韓国映画界最高の栄誉である「大鐘賞」と「青龍賞」の最優秀作品賞を制覇し、韓国のみならず世界から注目される映画人となった。

(2004.10.6 民団新聞)
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