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<EXPO韓国デー>過去直視し未来を開こう(05.05.18)
EXPOドームに太極旗と日の丸の小旗が波打った
沈佳姫舞踊団による韓国の伝統太鼓演奏
前夜祭で言及相次ぐ

 【愛知】万博在日韓国人後援会は10日、名古屋市内のホテルで韓国デー前夜祭を開いた。全国の民団幹部のほか海外韓民族協議会の代表や韓日両国の要人、地元愛知県の自治体関係者ら500余人が出席した。

 梁東一実行委員長の開会宣言の後、金宰淑会長は「21世紀初の万博を契機に、地域に根ざした民団が主体となって、韓日友好親善と共生社会実現を牽引しよう」と呼びかけた。

 金元基・国会議長は「民団は民族的自負心と未来志向を担保に、地方参政権獲得運動を粘り強く続けている。国としても支援していく」と約束しながら、「韓日に歴史問題で葛藤はあるが、盧武鉉大統領が歴代大統領として初めて運命共同体と強調した。双方に賢明な対処が求められる」との認識を示した。

 民主平和統一諮問会議の李在禎首席副議長も「両国には東北アジアの歴史に重要かつ共同の責任がある」と強調し、金 圭・韓日議員連盟副会長も「両国は永遠の隣人として、東北アジアの未来を開拓していく共通の運命がある」と述べた。韓日親善協会中央会の金守漢会長は、「不幸な過去をありのまま直視することが未来を開く」と釘を刺し、「21世紀のアジア時代創出のために、両国は共同の牽引役を遂行すべきだ」と締めくくった。

 日本側の来賓として神田真秋・愛知県知事は、大型参観団派遣など後援会の全面支援に謝意を示したうえで、「県は今、外国籍県民との多文化共生社会づくりを進めている。そのためには在日との共生が大事だ。昨今の両国関係を憂慮する者として、万博を友情年の意義を回復する相互理解の機会にしたい」と強調した。名古屋市の松原武久市長の乾杯の音頭の後、地元のオリニや青年会らのサムルノリ、沈佳姫舞踊団の民俗舞踊が前夜祭のムードを高めた。

(2005.05.18 民団新聞)
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