AIMイシュー12『韓国の伝統酒』が、出版社AIEntertainmentIncのAIオンラインショップで発売されている。
韓国における飲酒の記録は三国時代の新羅から残されており、高麗時代から受け継がれてきた「社鵑酒」は千年以上の歴史を持つという。
高麗時代は仏教の影響により禁酒が美徳とされ、飲酒はそれほど盛んではなかったが、高麗後期になると蒸留酒(焼酎)が中国から伝来し、多くの伝統酒が生まれ酒文化が発展していく。
本書は韓国伝統酒の簡略史や製造過程、韓国を代表する伝統名酒を紹介している他、コリアン・フード・コラムニスト、八田靖史さんによる「日本における韓国酒の消費現状」も読みごたえがある。「韓国の飲酒礼儀」は、韓国の酒文化を知る上で役に立つだろう。
定価1800円+税。購入・詳細はAIオンラインショップ公式ホームページ(http://mall.aient.asia/)。
(2017.5.31 民団新聞) |
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