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李秀賢さんの遺志継ぐ留学生群像…ドキュメンタリー映画「かけはし」来年1月完成へ
李秀賢さんの両親、李盛大夫婦
JR新大久保駅事故から16年
 
 東京・新宿のJR新大久保駅ホームから転落した男性を助けようとして電車にはねられ、死亡した韓国人留学生・李秀賢さん(当時26歳)。李さんと同様、母国と日本の懸け橋を夢見るアジア各国・地域の語学留学生の素顔に迫るドキュメンタリー映画の製作が進んでいる。完成披露試写会は李さんの死から16年目を迎える来年1月26日を予定している。
 
 映画のタイトルは「かけはし」(中村柊斗監督)。上映時間は90〜100分の予定。韓日の懸け橋になることが夢だった李さんの遺志を受け継いでいってほしいとの願いを込めた。
 
 関係者インタビューで李さんの短かった半生を浮かび上がらせるほか、李さんの死後、両親と李さんのイニシャルを取って名付けられた非営利組織「エルエスエイチアジア奨学会」が行ってきた留学生支援活動の数々も追う。
 
 配給を担う株式会社ミューズの里(東京都町田市)企画・製作プロデューサーの中村里美さん(51)は、「李秀賢さん亡き後も多くの若者たちが高い志を持って日本に留学してきている。その誰もが懸け橋になれる存在。そうした人と人が、国籍や民族の違いを超えてつながっていく様子を描きたい。スクリーンを通してみんなが共感できるはず」と話す。
 
 手探りで撮影を始めたのは昨年から。全国各地にまたがる日本語学校のネットワークを活用してインタビューした留学生はすでに100人を超す。なかでも、アジアからの留学生をホームステイさせている日本人ホストファミリーとの心の交流は示唆的だ。
 
 中村さんは「異文化を乗り超えて信頼関係を築くには、お互いに違いを認めたうえで相手を理解しようと努力をしていくことが大事。国際人として活躍するならば、痛みを伴うような摩擦も乗り越えていく必要がある」と話す。
 
 ミューズの里は「表現の場づくり」と「異文化交流」をテーマに、日本語学校留学生の文化祭も行ってきた。李さんの死後、故人の愛した富士山や韓国の山々を世界の若者たちと登る「ピース登山」も主宰してきた。映像作品では第1弾の劇映画「アオギリにたくして」が第1回JASRAC音楽文化賞を受賞した。
 
 ミューズの里では任意の額による映画制作支援金を募っている。振込先は三菱東京UFJ銀行鶴川支店 普通0043442「株式会社ミューズの里」。12月末日までの支援者についてはエンドロールに名前を掲載。
 
 申込書・問い合わせは「かけはし」事務局(070・6511・7275、FAX046・283・5161)。info@musevoice.com
 
(2015.12.9 民団新聞)
 
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