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在日韓国科学技術者協会(張甲淳会長)は2月27日、東京・港区の韓国中央会館で第8回合同分科会を開催した。同分科会は世界的な科学技術者の養成を目的とした学術大会。青森から九州まで日本全国から同胞研究者を中心に100人が集まった。
会場では機械工学、化学研究、有機電子材料など9つの研究分科会から参加した有志が、AグループとBグループに分かれてそれぞれポスター発表を行った。
また、在日3世を中心とした「ヤング・ジェネレーション・フォーラム(YGF)」も同時開催され、在日科技協直前会長の洪政國さんが「ライフサイクルとYGF」と題して基調講演。続いて孫尚卿さんが「エンジニア・科学者の仕事を支える『計測』の世界」と題した発表。大学院を中退して白頭学院建国学校教師で教師として奮闘する李相民さんは、民族学校の現状と将来像について持論を述べた。
発表会に先だって理学博士の家泰弘氏(日本学術振興会理事)が「日本の基礎研究振興‐その成果と未来」と題して特別講演、岡山大学の金恵淑准教授が「新しいマラリア治療剤開発のための基礎研究」について研究講演を行った。
(2017.3.8 民団新聞) |
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