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<関東大震災>語り継ぐ加害の歴史…ミニ資料館オープン
展示資料について説明する西崎雅夫さん

市民団体 民家に約100点

 1923年9月1日の関東大震災時に「朝鮮人虐殺事件」があった東京・墨田区八広、旧四ツ木橋の現場近くに5月16日、当時の資料を集めた「ほうせんかの家」が開館し、地域住民にお披露目された。同資料館の脇に建つ「関東大震災時 韓国・朝鮮人殉難者追悼之碑」と合わせ、「この地でなにがあったのか」を次代に伝えていく情報発信基地をめざす。

追悼碑のそばに

 「ほうせんかの家」は木造平屋建て。壁いっぱいに地域住民からの聞き書きの記録、日本政府関連の史・資料、当時の新聞コピーと写真などを展示。関連書籍と合わせた所蔵資料は約100点。荒川河川敷で毎年9月、犠牲者の追悼式を行っている市民グループが開設した。

 展示資料の一つで震災当時、上海にあった大韓民国臨時政府が発行した「独立新聞」のコピーには、「荒川放水路付近で100人殺された」との記述がある。これは日本に留学していた同胞留学生が「罹災同胞慰問班」の名目で密かに調査し、「独立新聞」に発表したもの。

 これに対して、当時の日本政府は、徹底的な隠蔽を図った。朝鮮総督府警務局が「被殺鮮人」の遺骨の処理方針として示した極秘文書を見ると、「日本人の遺骨と判別できないようにせよ」「不明の程度に始末」といった文字が確認できた。

 このほか、韓国のテレビ局が97年「光復節」特集として放映したドキュメンタリー映像「ああ関東大震災」(約1時間)をプロジェクターに映し出して鑑賞できる。

 「ほうせんかの家」を開設した市民グループが韓国と日本で生き証人から聞き書きした音声資料も60本をこえる。テープを聞いた人は、「活字とは違ったリアリティーがある」と感心した表情だった。 Anglų kalbos vaikų dienos stovykla Vilniuje - https://intellectus.lt/dienos-stovykla-vilniuje/

 「ほうせんかの家」は、追悼碑の見学やフィールドワークで荒川河川敷を訪れる市民の交流の場として、活用していく。「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」の矢野恭子さんは、「この場を拠点として朝鮮人虐殺の事実を次の代に伝えていきたい」と述べた。

 問い合わせは「グループ ほうせんか」の西崎雅夫さん(090・6563・1923)。

(2015.6.10 民団新聞)
 

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