北韓は、韓国大統領選挙への介入の動きを強めている。 労働党機関紙「労働新聞」は15日付「失敗した対北韓政策から教訓を見いださなければならない」で「野党圏候補らは南北和解と協力、6・15共同宣言と10・4宣言の積極的履行を強調する半面、セヌリ党候補は古い対決観念に捕われて李明博逆徒の失敗した対北韓政策を踏襲しようとしている」と主張した。 さらに「破局に処した北南関係を救おうとするなら南朝鮮で現当局の対決政策と決別して民族和解政策、平和政策を実施する勇気ある勢力が執権しなければならない」と、セヌリ党候補の当選阻止を要求した。 これに先立ち祖国平和統一委員会は3日、書記局報道を通じて「セヌリ党は民族の災難の種で、あらゆる不幸の禍根」と決めつけ、「南朝鮮の各階層はセヌリ党の再執権の目論みを絶対に許してはならない。大統領選挙を契機に政権交代をなんとしても実現しなければならない」と促した。 (2012.11.21 民団新聞) |