【兵庫】外国人が日本で快適に暮らせる社会の構築に向けた課題について論議するシンポジウム「多文化共生社会構築のための相互理解」(兵庫自治学界など主催)が7日、神戸山手大学で開かれた。
明治大学教授の山脇啓造さんが「日本の多文化共生の現状」について基調報告。続いてのパネルディスカッションでは、市役所職員の孫敏男さんが地方参政権の付与、公務員国籍要件の撤廃を課題に挙げた。同じく神戸学生青年センターの飛田雄一館長も「外国人は市民だ。国政は保留にしても地方参政権は必要」と後押しした。
シンポには自治体関係者ら80人が出席した。
(2008.3.26 民団新聞)
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