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民主党に要望書
第2次大戦中、機械メーカー「不二越」(富山市)からの「勉学の機会を保障する」といった甘言を信じて韓半島から徴用に応じたものの、念願だった勉学の機会はおろか、賃金さえも支払われなかった元勤労挺身隊員の女性たちが12日、民主党副幹事長の今野東参議院議員を訪ね、立法による救済を訴えた。民団中央本部生活局から朴相泓局長が通訳を兼ねて同席した。
被害者を代表して原告団長でもある安喜洙さん(79)は、「不二越は徴用労働者に支払うべき賃金を支払わず着服し、国に供託もしなかった。なのに、いまだに謝罪の言葉もない。私たちが生きているうちに解決してほしい」と訴えた。これに対して、今野副幹事長は、野党時代から戦後処理に関するプロジェクトチームで戦後処理問題全般について調査してきただけに、「元慰安婦やシベリア抑留者も含めいまこそ政治の出番」と理解を示した。超党派の議員懇もできており、調査を継続している。
安さんをはじめとする元勤労挺身隊員とその遺族23人が「不二越」を相手取り、1億円の損害賠償と謝罪を求めた第2次控訴審は8日、名古屋高裁(渡辺修明裁判長)で敗訴した。判決理由は「日韓請求権協定ですべての財産請求権が消滅したため」。被害者側は即日上告した。
92年に提訴した第1次訴訟は、最高裁で同社が解決金を支払うことで和解した。
(2010.3.17 民団新聞)
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