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「父のようにたくましく生きて」 母が子に語る在日史
故金相基さんの遺影を手に語る金寿美子さん
金寿美子さん

故人から聞き書き…ノート5冊に記録
自費出版も計画中

 【栃木】昨年4月に91歳で亡くなった父、金相基さんをしのび、娘で在日2世の金寿美子さん(60)=栃木県小山市=が、相基さんの在日史をコツコツ大学ノートにしたためている。

 ノートはすでに5冊を数えた。近いうちに自費出版したい考えだ。寿美子さんは「金家の家宝として子どもたちに受け継いでいきたい」と話している。

 「おじいちゃんの頑張りを子どもや孫にも伝えたい」と出版を思い立った。寿美子さんは「お父さんの生きてきた道を知れば、これからどんなことがあってもめげずに頑張っていけるはず」と確信している。

 寿美子さんが父親との絆を意識するようになったのは60年代、初めての訪韓時に遡る。釜山に降り立ったときは、思わず身震いした。当時、高校生だった寿美子さんは、両親につながる自らの血を強烈に意識した。折に触れては韓国で両親が結婚に至ったなれそめ、渡日に至ったいきさつなども聞くようになった。

 相基さんは日本の植民地下、生活が立ち行かず単身、日本に渡った。大型2輪の免許を取って都内で個人タクシー業を営みながら、コツコツ資金を貯めた。その資金で栃木県に移り、小さな旅館と食堂から始め、段ボール工場を営むことで生活の基盤を築いた。

 小山では解放後、民団支部の発足当時から奔走した。寿美子さんは99年から「備忘録」と名付けたノートを用意し、記憶の断片を記録し始めた。寿美子さんは「父の残してくれた多くの思い出を大事にしながらこれからも生きていきたい」と話している。

(2006.3.15 民団新聞)
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