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伝統芸術競演大会で大統領賞受賞 千明善さん
舞踊家の千明善さん(48)
 今月8日、韓国の国際文化大学院舞踊文化教育学科主催による「大統領受賞記念公演および学位公演」を行った。この公演は昨年10月、韓国で開催された「第14回ソウル伝統芸術競演大会」で、大統領賞を受賞した千さんを祝賀したもの。

 大会ではパンソリ、舞踊、伝統楽器、民謡の4部門の中から最も優れた出場者に大統領賞を授与する。各部門の予選を突破し、本選に進んだ13人の頂点に立った。

 「舞踊家にとって、最高の踊りであることを証明する『名舞』であることが認められました。長年、背負ってきた重荷を下ろした感じです」。韓国の大邱出身。7歳から舞踊を始めた。大学生のときに舞踊団を創団し、公演活動を続けながら舞踊のキャリアを積んできた。これまでに数々の賞を受賞したが、この大統領賞は最後の賞とも言えるほどのものだっただけに、喜びはひとしおだ。

「民団を拠点に文化発信の誇り」

 25歳のとき、在日の男性との結婚で日本に移り住んだ。主婦業に専念後、夫の理解を得て大邱市に伝統舞踊研究院を設立。舞踊活動を再開した矢先に夫が他界した。そのとき、「民団で活動を」と勧める義兄の一言が、千さんと地元の民団をつないだ。

 97年に民団神奈川県本部の協力を得て、神奈川韓国会館内に韓国舞踊研究院を設立し週3回、在日韓国人と日本人が一緒に学んでいる。特に在日韓国人の子弟に対しては「自分の国の文化を知ることは、成長するうえで自信につながります」と、文化を通しての民族的な主体性の育成と、意識の啓発に情熱を注ぐ。

 00年から民団神奈川県本部傘下の特別委員会の一つ、文化事業推進委員会委員長として韓国文化の普及活動にも尽力している。06年7月から同院大学校で舞踊の指導教授を務めながら、博士号取得の勉強を続けてきた。

 韓国舞踊研究院設立当初、「舞踊なんか習ってどうする」という周囲の声にもめげず、文化の持つ力を信じてきた。今では理解者が増えてきたことを嬉しく思っている。「民団を拠点に文化を発信するのは、縁と周りの協力、そして自分の努力が一致しないとできません。誇りを持って自分たちの文化を残していきたい」とこれまで同様、信じる道を歩んでいる。

(2007.3.14 民団新聞)
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