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<布帳馬車>担い手の自覚胸に
 永住外国人の地方参政権を求める全国決起大会は、ド迫力のひと言だ。日比谷野外音楽堂は溢れんばかりの人の渦に飲み込まれた。青年会メンバーも全国から結集し、約60人が全体運営に奮闘した。

 チャーターバスで駆けつけた地方本部の方々が帰路に着くのを見送る際、青年会員とお互いの健闘を称え合うように拍手が行き交った。その中に80代であろうハルモニがいた。その瞳は力強く、幾多の困難を乗り越えてなお未来を見据えているかのようだった。会場で「あなたたち若い人のための運動だよ」と度々声をかけられたことを瞬時に思い出した。

 青年たちはどうだろう。参政権運動には関心を持っている。あえて「関心」としたのには理由がある。日常活動の中では学習題目として取り上げてもいる。「いつか実現するでしょ」「まだ無理なんじゃない」と楽観論、慎重論両論が口をつくが、何か欠けている。どこか当事者意識に乏しく、自身に課せられている課題克服への果敢性が薄いように感じるのだ。

 多くの先人たちが思い描いた未来は現在である。私たちが思い描く未来はどんなであろうか。確実に言えるのが主役は私たちであるということだ。私は、今を生きる青年の一人として、傍観者であろうとする者ではない。世代を同じくする仲間たちと今を考え未来を創っていく責任を負いたいと思う者である。私たちには大いなる可能性と責任がある。

 在日青年よ、ともに奮起しよう!(Y)

(2007.11.14 民団新聞)
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