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【栃木】栃木県在住の在日同胞作家、松本富生さん(76)が県文芸家協会の会長に就任した。14年度定期総会は5月23日、宇都宮ホテル丸治で開かれた。任期は2年。 松本さんは韓国生まれ。明治大学文学部を卒業し、60年代初頭の一時期、民団栃木本部事務局長代理を務めた。86年に小説『野薔薇の道』で文学界新人賞を受賞し、故立松和平さんとともに県を代表する作家として知られるようになった。短歌にも造詣が深く、民団中央本部の第1回民団文化賞では短歌部門で「優秀賞」を受賞した。 最新作『那須国物語』(「しもつけの心」出版)は、新羅から日本に渡り、那須国の国造りに貢献した渡来人の業績や歴史的役割を小説にしたもの。70年代初頭に日本国籍を取得したが、現在も民団団員。韓国名は金富生。 (2014.6.11 民団新聞) |