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<関東大震災85周年>各地でシンポ、追悼式
犠牲者の無念新たに

 関東大震災から85周年を迎えて、事件の真相究明と被害者の尊厳回復を求める声が再び高まりを見せている。これを前にして犠牲者を悼むシンポジウムも実行委員会主催の下、東京と埼玉で相次いで開かれた。

 事件の背景には植民地支配に対抗する抵抗運動への治安当局の恐怖感と、朝鮮人蔑視感があった。当時の軍隊が自然災害を利用、戦争が起きてもいないのに戒厳令を実施したことが未曾有の在日朝鮮人虐殺につながったとする説が、研究者の間では有力だ。

 姜徳相さん(在日韓人歴史資料館館長)は8月9日、東京でのシンポで「虐殺再考、戒厳令なかりせば」と題して報告した。

 報告によれば、軍隊が戒厳行動に移ったのは9月2日朝、東京の小松川に出動した「救援隊」だった。「救援」とは名ばかり、無抵抗の婦人の足を引っ張り、またを引き裂くなどして罪なき朝鮮人200人をうち殺した行為には、内部からも「あまりに非常識」との声が挙がったという。

 姜さんは「一少尉の判断でこのような行動がとれるわけはない。敵は朝鮮人との戒厳命令があった」と指摘する。「朝鮮人は帝国の敵」との流言は在郷軍人会、消防団、青年団を中心に広まり、「自分の町は自分で守ろう」と自警団が結成され、官憲もそれを推奨した。

 1日、民団千葉・船橋支部は支部会館に祭壇を設け、犠牲者のチェサ(祭祀)を行った。同じく民団神奈川県本部も横浜市の宝生寺に建つ「韓国人慰霊碑」の前で追悼法要を催した。また、民団埼玉県本部は虐殺現場となった各地の法要現場を訪れ、追悼辞を読んだ。

(2008.9.3 民団新聞)
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