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「親書」しっかり交換 【山口】釜山広域市と下関市の文化交流を深める朝鮮通信使行列再現が8月25日、下関市三大祭りの一つに数えられる「馬関まつり」の中であった。行列がゴールした市内中心街の海峡ゆめ広場では、正使役を務めた釜山市の白雲鉉政務副市長と下関市の中尾友昭市長がしっかり「親書」を交換し、市民間の友情に変わりがないことを印象づけた。 白副市長は「市民代表としてあたたかい友情を伝える」とする「親書」を読み上げ、同じく中尾市長は「平和友好の象徴の行列を再現できたことは、両国の絆をますます強固にする」と応えた。 「親書」交換式で駐広島総領事館の李昌勲領事が、「たとえ国家間の関係が一時難渋したとしても、民間の活発な交流がそのような難儀を克服する原動力になれることを示唆する」とあいさつすると、会場から大きな拍手が起きた。 再現行列には下関市から約120人、釜山広域市から約100人の市民が参加。9回目となる今年は、下関市の小中学生約20人が扮した「こども通信使行列」も最後尾で元気よく行進した。 下関市は江戸時代の朝鮮通信使ゆかりの場所。日本本土に最初に接岸し、上陸したのが現在の赤間神宮、阿弥陀寺前の桟橋だった。馬関まつりを主催する同推進協議会では04年度から朝鮮通信使行列を再現するようになった。 (2012.9.5 民団新聞) |