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北の態度変化に総力…統一部報告
核開発防止を最優先

 統一部は27日、国会外交統一委員会への業務報告で、北韓の非核化が南北対話の最優先条件だと改めて強調した。

 統一部は現在の状況について、北韓の核開発を防げるかどうかの非常に重要な局面にあるとし、制裁と圧力を通じ北韓の思惑を変えることに総力をあげるとの方針を示した。また北韓と対話する場合は、「非核化など変化につながる対話にすべきで、そのためには北韓が非核化と実質的な変化を行動で示す必要がある」と強調した。

 統一部によると、北韓は非核化を求める韓国政府の一貫した姿勢に対し、反発を強めている。

 統一部は「北がわれわれの生存と安保を脅かす核・ミサイル開発を続ける中、交流を続けることは不適切だと判断した」と説明し、一部団体の違法な南北交流などに対し厳しく対応すると強調した。

 ただ、北韓の乳幼児・妊産婦など社会的弱者への人道的支援は続けるとしている。また、離散家族や拉致被害者問題に対する北韓の姿勢変化を促し、実質的に解決するため引き続き努めていくと明らかにした。

 北韓は国際社会からの制裁を受けて貿易が低迷するなど、経済的に危機感を抱いており、食糧問題の解決に力を入れているとの認識を示した。

(2016.6.29 民団新聞)
 
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