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<郷土奨学会>親から子に託す 在日1世の執念7年
宝城南初等学校で奨学金を手渡す金玉男さん(中央)と金さんを支える長男の信鍾さん
「宝城郡秋信奨学会」
今後30年継続へ基盤築く

 全羅南道宝城郡出身の在日同胞1世が郷里に設立した「宝城郡秋信奨学会」(金玉男会長、95)が4月、小・中・高校生合わせて250人に第7回奨学金8600万ウォンを支給した。

 金さんがここ数年、奨学会につぎ込む資金は諸経費を含め年間1000万円前後に上る。この7年間、コツコツ基金を増やし、向こう30年間支給を継続できる基盤を築いてきた。

 支給式に金さんは毎年欠かさず出席してきた。だが、高齢の体に最近は負担感が大きい。昨年は車いすを利用したほど。

 今年の支給式ではつい、「来年はもう来られないかもしれない」と弱音をもらした。すると奨学生からは「ハラボジ、いつまでも元気で長生きして」と、金さんの健康を気遣う手紙が30通以上届いた。

 もとより、奨学会事業は金さん1代で終わらせるつもりはない。「私に万が一のことがあったら、子どもたちが受け継いでほしい」と話す。これは長男と長女の名前から1字ずつとって奨学会の名称としたことからもわかる。子どもたちは02年の奨学会設立当時から副会長に名前を連ねている。

 金さんと郷里とのつながりは50年代初頭、宝城宗親会を組織し、在日同胞の会員に呼びかけて郷里の電気設備を整えたときから始まった。それからは老人会館の建設や学校施設の拡充など相次ぐ要望に応え、さらに水害に対する義援金を贈るなどしてきた。このため懸案だった奨学会設立が遅くなったと、いまでも悔やんでいる。

(2009.5.27 民団新聞)
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