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| 創立30周年記念式典の開催を祝う呉公運さん | | 辛茂廣新会長 | 【長野】長野韓国青年商工会(辛茂廣会長)が今年で創立30周年を迎えた。12日、松本市内のホテルで開かれた記念式典には会員のほかOB、各地区青商からの代表、民団長野本部の朴永大団長ら関係者70人が詰めかけた。
同青商は1989年、呉公太さん(民団中央本部常任顧問)が中心となって設立、1〜3期まで会長を務めた。地域社会への貢献を目的としたチャリティーゴルフコンペやオリニクリスマス、オリニスキーは当時から連綿と受け継がれ、同青商の主要事業として定着している。11年に東日本大震災が発生したときには、翌月4月に現地で長野名物ざんぎりそば1000食以上の炊き出しを行った。
OBの朴吉煕さん(第10〜11期会長)は「友と呼べる人を一人でも多くつくってほしい」と激励した。同じく金眞さん(第14〜16期会長、民団長野本部監察委員長)も自らの経験をもとに「全国にいる同じ世代の仲間の絆は一生続く」と述べた。また、呉初代会長は海外出張先からライブ中継でメッセージを寄せた。
最後に辛会長が「青商の灯を消さずにこれからも頑張る」と感謝の言葉を述べた。
会長に辛茂廣氏
長野韓国青年商工会(呉成浩会長)は12日、創立30周年記念式典に先がけて第30期定期総会を松本市内のホテルで開き、新会長に辛茂廣氏(43)を選出した。
呉会長は任期中、信州大学に留学中の韓国人学生と交流会をもったほか、恒例のチャリティーコンペに参加者205人を集めた。オリニクリスマス、オリニスキーを通じ、次世代育成に努めた。民団長野本部の朴団長は創立70周年記念イベントを計画していると述べ、協力を呼びかけた。
呉会長は「青商活動を通し、会社組織では学べない多くのことを学ぶことができた」と感謝の言葉を述べた。
(2018.05.16 民団新聞) |
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