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<阪神淡路震災20年>外国人県民の視点で…17団体初の連携
震災当時の炊き出しも再現。婦人会兵庫はトックを振る舞った

 【兵庫】神戸市中央区の神戸中華同文学校で25日、「つどい〜阪神淡路震災20年・多文化共生をめざして」が開催された。被災当時を振り返りながら、震災を契機に広がった多文化共生の芽を確かなものにしようと、行政団体と20年前からボランティアとして被災民に関わってきた外国人団体、外国人学校、国際交流団体など17の団体が「外国人県民」として初めて手を結び、実行委員会を構成した。

復興支えた共生さらに

 フェスティバルの柱は、1,震災の経験と教訓を伝える2,大災害に備える3,復興の成果を活かすの3点。いずれも震災を契機に芽生え、復興の過程で生まれた多文化共生社会の歩みをさらに確かなものとするためだ。

 中華同文学校は、震災当時、文化や歴史、国の違いを超えて多くの避難民を受け入れた象徴的な場所として会場に選ばれた。

 午前中は運動場での毛布による担架リレー、バケツリレー、水消化器による的あてといった防災訓練も兼ねた運動競技に約300人が汗を流した。参加者の中心は震災後に生まれ育った青少年たち。実行委員会によれば、楽しみながら防災意識の啓発を狙ったという。

 震災当時に外国人団体が被災者に振るまった炊き出しも再現された。民団はトック、神戸華僑総会が春雨スープ。このほか、ベトナム風おかゆ、豚汁、トルコスープなどが無償で提供された。

 午後からは会場を体育館に移し、「国際成人式―二十歳の誓い」、パネルディスカッション「東日本大震災被災地との絆」、「国際こども音楽祭」が繰り広げられた。

 事務局を担った兵庫県国際交流協会の多治比寛事業推進部長は、「外国人の視点に立ってみんながやりたいものをやってもらった。17団体がひとつになって協力しあったのは、この20年間で初めてのこと。震災で芽生えた多文化共生の芽を点から線、面へと大きくしていくための重要な通過点になったと思う」と意義を強調した。

 校内には「1・17は忘れない」と題して、阪神・淡路大震災の概要を紹介するA1、A2サイズのパネル写真、約80枚が展示された。

 開会式には民団兵庫県本部の車得龍団長が各国の駐在公館総領事らとともに参席。オープニングで中華同文学校生徒たちによる伝統の獅子舞を鑑賞した。

(2015.1.28 民団新聞)
 

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