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ワイルドカード孫興民らで攻撃力強化
サッカーのリオ五輪韓国代表18人が27日に発表された。注目を集めたワイルドカード（24歳以上の選手）3人では、孫興民（24、トッテナム）、張賢秀（25、広州富力）、石鉉俊（24、ポルト）が決まった。
23歳以下の選手では黄フィチャン、権昶勲、柳承佑、宋株熏、金東俊など、予選からの主力メンバーが順当に選ばれた。
申台龍五輪代表監督が悩んだのはワイルドカードの3人目。孫興民と張賢秀は早くから決めていたが残りの1枠は当初、弱点の守備力補完にと洪正好（27、アウクスブルク）を考えた。しかし、所属チームの拒否で断念。次善策としてマルチプレイヤーとして活用できる張賢秀と既存メンバーで組織力を固め攻撃力強化を選択した。
申監督は昨年3月の就任以来、これまでの国際大会や親善マッチを通じて選手を選別。プロのＫリーグをはじめ、大学のＵリーグや海外リーグを視察した。
五輪代表は7月初めに招集しナショナル・トレーニングセンターで合宿訓練を続け、18日、リオに出国する予定だ。現地でテストマッチを行った後、最終調整に入る。韓国の五輪は8月5日にフィジーと初戦、8日、ドイツ、11日メキシコと対戦する。
◆五輪代表メンバー
◇ＧＫ＝具聖潤（コンサドーレ札幌）、金東俊（城南一和）
◇ＤＦ＝沈相旼（ＦＣソウル）、宋株熏（水戸ホーリーホック）、張賢秀（広州富力）、鄭昇��（蔚山現代）、崔圭伯（全北現代）、李瑟燦（全南）、朴東鎭（光州ＦＣ）
◇ＭＦ＝朴鎔宇（ＦＣソウル）、李燦東（光州ＦＣ）、李昌敏（済洲）、権昶勲（水原三星）、文昶辰（浦項）、柳承佑（レバークーゼン）
◇ＦＷ＝石鉉俊（ポルト）、黄フィチャン（ザルツブルグ）、孫興民（トッテナム）。
（2016.6.29 民団新聞）
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