熊本地震が起きた直後からネットのツイッター上に悪質な書き込みが相次いだ。「熊本の朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」「熊本では朝鮮人の暴動に気をつけてください」といったもの。明らかに関東大震災時をなぞらえた手口だ。
これに政治家が輪をかけた。福岡県行橋市の小坪慎也市議(自民党)は、「『朝鮮人が井戸に毒を入れた』というデマが飛び交うことに対しては仕方がないという立場である」「治安に不安がある場合は、自警団も組むべきだろう。しかし、疑心暗鬼から罪なき者を処断する・リンチしてしまうリスクも存在する。そうはなって欲しくないが、災害発生時の極限状況ゆえ、どう転ぶかはわからない」と続けた。批判が殺到、ネットは炎上した。
昨年10月23日に大牟田市甘木公園の「徴用犠牲者慰霊碑」を破損された「在日コリア大牟田」の禹判根代表(民団大牟田支部支団長)は、「とんでもない暴言。反ヘイト法案にインターネット対策を含む『禁止条項』を盛り込むことが急がれる」と憤った。
(2016.4.27 民団新聞) |
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