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参政権・福祉・文化に全力
婦人会中央本部(夫順末会長)は22、23の両日、東京・港区の韓国中央会館で第22回中央委員会及び第23期定期中央大会を開いた。
22日の中央委員会には委員75人中73人(委任状1含む)が出席した。23日の大会には会員のほとんどがチマ・チョゴリ姿で参加し、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。
大会には来賓として、民団中央本部の鄭進団長、金昌植監察委員長、楊昌洙総領事、徐明辰領事課長らが参席した。
夫会長は「思えば、支部からスタート、婦人会会員の強く生きる姿に感動し、35年間も続けてきた。自分の人生の中で、婦人会で活動したことが一番幸せだったと思える。この3年間の会長在任中に民団中央の団長が3人も代わった。母体が揺れたときの不安感を忘れてはならない。今後も民団と一体となり、頑張ってほしい」と退任にあたってのあいさつを述べた。
鄭中央団長は「夫会長の任期中、常に先頭に立ってきた躍進力が同胞社会に刺激を与えてきた。とりわけ全国の地域レベルで地道に続けた福祉活動には目をみはるものがあった。今年は地方参政権獲得の天王山。オモニパワーとともにぜひ実現しよう」とあいさつした。
08年度活動方針として、▽全国研修会(6・7月)▽地方参政権獲得運動▽文化作品展▽韓日親善交流−−などを実施するほか、オリニジャンボリーやブライダル事業などに協力する。
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新会長に余玉善氏
婦人会中央本部は22日、東京・港区の韓国中央会館で第23期定期中央大会を開き、余玉善副会長(72)を新会長に選出した。余候補が194票、朴善岳候補(元副会長)が99票だった。監査は姜淑恵(監査)、許奉伊(監査)、李愛子(財政次長)の3候補が無投票当選した。
代議員人300人(欠員2)中294人が出席した。傍聴席にも大勢の会員が列をなし、関心の高さを示した。初代会長の呉基文氏が選挙管理委員長を務めた。
余新会長は「地方と中央が太いきずなで一体となって活動していきたい。地方参政権獲得運動をはじめ、教育や財政などさまざまな問題を一つひとつクリアーするよう、皆さんとがんばります」と抱負を述べた。
新役員については、新会長に一任された。
(2008.4.30 民団新聞)
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