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【鳥取】鳥取県と県民による人権啓発活動「永住外国人の人権と在日コリアンシンポジウム」が11日、鳥取市内のとりぎん文化会館で開催された。今年で10回目。
1〜5回目までは地方参政権獲得。6回目から昨年まではヘイトスピーチ根絶をサブタイトルに掲げてきた。今回、「取り戻そう、奪われた『歴史』の真実を」としたことについて、実行委員長の薛幸夫さん(民団鳥取本部団長)は「『歴史』こそ在日問題の究極の根源」と説明した。
第1部はトークセッション。作家の高史明さんが、薛さんの質問に答える形で「戦前戦後の在日の姿」について含蓄のある見解を述べた。
第2部はパネルデイスカッション形式で「植民地支配の忘却に支えられる戦後『平和主義』」について語りあった。
パネリストに田中宏さん(一橋大学名誉教授)、水野直樹さん(立命館大学客員教授)、樋口直人さん(徳島大学准教授)、内海愛子さん(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長)を招いた。
コーディネーターは一盛真さん(大東文科大学教授)が務めた。
(2017.11.29 民団新聞) |
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