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<韓日首脳会談>対北政策緊密に共助 5カ国協議でも合意 |
李明博大統領と日本の麻生太郎首相は6月28日、東京の首相官邸で約90分会談、北韓の核保有や弾道ミサイル発射について「容認しない」との立場を確認した。北韓の核問題を巡る6者会談の再開を北韓が受け入れない現状を踏まえ、今後の進め方を話し合うために北韓を除く5カ国による協議を行うことを前向きに検討することでも合意した。
また、国連加盟国が北韓に対する安全保障理事会の制裁決議1874を忠実に履行することが重要だとの意見で一致した。北韓の相次ぐ威嚇による韓半島の危機状況に関連し、韓日の緊密な共助体制も改めて確認した。
両首脳は、原子力、科学技術、宇宙分野での協力強化や、韓日自由貿易協定(FTA)論議が相互利益となる方向に進展しなければならないということで意見を共にした。4月に開催された韓日部品素材調達・供給展示会の成功を評価するとともに、7月3日に東京で開催される韓日中小企業CEOフォーラムが成果を上げるよう共同努力することにした。
李大統領は、在日韓国人に対して日本の地方参政権が付与されるよう麻生首相の積極的な協力を要請した。
麻生首相との会談は、李大統領の就任後8回目となる。韓日シャトル外交のレベルで、同日午前、日本を訪問した李大統領は、民団幹部との午餐懇談会、太田昭宏・日本公明党代表の接見、韓日経済人招待懇談会、麻生首相主催の晩餐などの日程を終えた後、同日夜、帰国した。
(2009.7.1 民団新聞)
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