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韓国の信用「A1」に ムーディーズ力強い回復力評価
輸出商談会「バイコリア」が今月初めに京畿道の高陽市で開かれ、多数のバイヤーが訪れた
地政学的リスクも限定視

 格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、韓国の国債に対する信用格付けを「A2」から「A1」に上方修正するとともに、国家信用等級の見通しも「安定的」を再度認定した。1998年の通貨危機以降では最も高いレベルだ。

 今回の上方修正について同社では、「韓国経済は世界的危機のなか、政府の財政赤字を抑制しながら例外的な回復力を示した。また、世界経済環境の改善に迅速に反応しながら、韓国政府は持続可能な経済成長を促す政策を取っている」と評価した。

 今回の上方修正にあたり韓国政府はこれまでとは違う見解を述べ、それが功を奏したと言われている。

 ムーディーズの関係者が訪韓し、協議を行ったのは3月24日からの3日間。韓国に対する格付けでネックになってきたのが、南北関係の悪化など地政学的なリスクだった。従来の韓国政府は「統一費用は十分にまかなうことができる」と説明してきた。

 今回はアプローチを変えて、「なぜ、統一費用だけを考慮し、統一後の潜在力や前向きの効果を取りあげないのか」と迫り、「6者会談への参加国も北韓の急激な変化を望んでおらず、同会談を通じて韓半島の安定をリードすることが可能だ」と強調した。

 ところが最終日の3月26日に天安艦沈没事件が起こったため、財政部の一部では「上方修正は無理か」との悲観論さえ出始めた。それでも、「今回の事件が韓国経済に及ぼす影響は限られたもの」という趣旨の書簡をムーディーズ宛に送った。

 ムーディーズ側もこれに同意したようで、「韓米同盟と韓半島の安定に向けた中国の役割ゆえに、南北関係が格上げの障害にはならない」と分析した。加えて、韓国電力や道路公社、ガス公社、水資源公社、鉄道公社などの格付けも「A2」から「A1」へ上方修正した。

 一方、スイス国際経営開発院(IMD)がG20の主要20カ国を対象に調査した「09年国家競争力順位」によると、韓国は米国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、日本、中国、英国に続く8位だった。

(2010.4.28 民団新聞)
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