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| 韓日相互交流に種まき 大衆文化紹介重ね友好親善の手助け(03.7.30) |
来月任期終え帰国する韓国文化院長の金鍾文さん
来月、4年の任期を終え韓国の文化観光部に帰任する駐日韓国大使館文化院長の金鍾文さん。日本国内での韓国文化の普及と紹介のために奔走、青少年、スポーツ交流などの取り組みの中で、特に大衆文化の交流が大事だと考えてきた。在任中、多彩なイベントを通して日本人の韓国文化へ対する関心の深まりを肌で感じてきた。
映画、歌謡分野に力点…日本で認知高める後押し
「大衆文化の交流に力を入れる」ことが99年8月15日の就任当時からの目標だった。大衆文化の交流は、それを支える若者たちの交流につながるという持論を持つ。
「韓日間で大衆文化の交流が活発になるということは、両国の友好親善が活発になり、ひいては人の往来が増加することにもつながる」と大きな広がりへ発展していくことへの期待を込める。
韓日の交流が活発になった最初の契機として88年ソウル五輪があげられる。
そして01年の韓国訪問の年、02年には韓日国民交流年と韓日共同開催のW杯大会、そして韓国での日本大衆文化の段階的な開放も相互交流に大きな役割を果たした。
このような大事な時期を前後して、文化院が成果を残すために最も力を注いだのが韓国大衆文化の紹介だ。
大衆文化紹介の柱は2つ。映画の分野では日本の配給会社やマスコミなどの関係者を対象に、日本で公開前の韓国映画の試写会を開催。
01年から東京国際映画祭の協賛企画としてスタートさせた「コリアン・シネマ・ウィーク」は、韓国映画の見本市としての役割を果たした。
01、02年に各6作品を上映。初年には3作(うち1作はビデオ販売)、昨年は1作に日本の配給会社の買い手が決まった。韓国の若者の志向を如実に表す映像が日本で流れることのインパクトは強かった。
2つめの大衆歌謡の分野では、日本で知られていない韓国歌手を紹介するために文化院が主催した初の「スーパースター・フロム・ソウルコンサート」を99年10月、赤坂のライブ会場で開催した。出演は当時の人気グループのクロ―ン、ワンタイムなど4チームを招いた。
コンサートには収容人数を上回る2000人が来場。音楽業界関係者や評論家らに韓国人歌手に対する高い評価を与え、日本で認知を高めるきっかけを作った。
文化院へは引き続き質の高い作品を紹介し、日本の方に韓国の文化を紹介してほしいという。
今後、素晴らしい伝統文化を持っている韓国、中国、日本が一緒に作品を作り、西洋へ発信していく時代が来ると確信している。「そのためにも韓日両国が競争しながら、世界的に文化を広めていかなければ」と強調した。
(2003.7.30 民団新聞)
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