地方本部 HP 記事検索
特集 | 社会・地域 | 同胞生活 | 本国関係 | スポーツ | 韓国エンタメ | 文化・芸能 | 生活相談Q&A | 本部・支部
Home > ニュース > 社会・地域
ヘイト本に異議「表現の自由」も…出版労連シンポ
 「差別や憎しみを飯の種にしたくない」。ヘイト出版に異議を唱える出版人・出版業界の関係者が、あるべき表現の自由の問題を考えるシンポジウムをこのほど東京都内で開いた。5月にヘイトスピーチ対策法が成立したことから「あらためて議論の必要性が高まっている」として出版労連が主催。編集者やライターなど約100人が参加した。

 「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」の岩下結さん(BLAR)は、マイノリティーの属性を攻撃対象とする「ヘイト本」の存在に「表現の自由」を対置させる思考からの脱却を訴えた。

 「メデイアは『表現の自由』を享受するだけでいいのか。メディアとマイノリティーが対等の空間でお互いの言論をぶつかりあっているわけではない。マイノリティーは攻撃されても反論できず、沈黙を強いられるだけ。マイノリティーをおとしめることが目的であれば、メディアとしての中立性、公共性に疑問符がつく。表現の自由には一定の責任が伴う」

 一方、弁護士の水口洋介さん(東京法律事務所)は、「表現の自由の規制には厳格な審査が必要」と述べ、規制の乱用には慎重な姿勢を見せた。

 会場で取材していたジャーナリストの安田浩一さんは自らのレポート「ウェブマガジン」のなかで、「規制すべきか否か、といったことではなく、我々に社会を壊しているという自覚があるのか、そうした出版物をきちんと批判することができるのか。出版界の具体的な取り組みこそが、いま、求められているのだと思う」と述べた。

(2016.8.24 民団新聞)
 
最も多く読まれているニュース
差別禁止条例制定をめざす…在日...
 在日韓国人法曹フォーラム(李宇海会長)は7日、都内のホテルで第6回定時会員総会を開いた。会員21人の出席で成立。17年度の報告があ...
偏見と蔑視に抗って…高麗博物館...
 韓日交流史をテーマとする高麗博物館(東京・新宿区大久保)で企画展「在日韓国・朝鮮人の戦後」が始まった。厳しい偏見と蔑視に負けず、今...
韓商連統合2年、安定軌道に…新...
金光一氏は名誉会長に 一般社団法人在日韓国商工会議所(金光一会長)の第56期定期総会が13日、都内で開かれた。定数156人全員(委任...
その他の社会・地域ニュース
本国で初の本格公演…婦人会...
 【釜山】婦人会福岡本部コーラス部「サランバン」が5日、龍頭山公園特設ステージで開催された「朝鮮通信使祝祭」韓日文化交流公演に初...
在日1世が開発「平壌冷麺」...
東京・大田区「名物グルメ」認定 李致鎬さん 板門店での南北首脳会談後、メーンの夕食料理として供された平壌冷麺がソウル市内の専門店...
いちご摘んで韓国語学習も…...
 【奈良】民団奈良本部(李勲団長)は4月22日、高市郡明日香村でオリニを対象としたウリマル野外学習を行った。同本部としてはこれが...

MINDAN All Rights Reserved.