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<年頭雑話>丁亥(ひのとい) 今年のキーワードは?
気みなぎる種子 発芽促す

 今年は還暦で生まれ変わって1年目(甲進=還暦後の新生年齢、数え年では2歳)となる。今年、十干と十二支の巡り合わせ=干支(えと)は丁亥(ひのとい)。兜町の格言では「亥固まる」となっている。新生民団の干支に見る今年のキーワードとは何か。

 十二支獣の猪(イノシシ)といえばまず、「猪突猛進」。いつでもどこでも、ひたすら猛然と突き進むだけというイメージだ。ところが動物学者によると、イノシシ本来の性格は臆病で慎重、しかもなかなか頭が良いとされている。臆病だからこそ、追い詰められるとパニックになって敵に猛然と突進してしまう。慎重居士がいざというときに、驚嘆するような潜在能力を発揮するようなもの。

 イノシシの頭の良さは、哺乳類の中でも上クラスとされている。イノシシを家畜化させたものが豚(ブタ)だが、ブタはイヌ並に賢い動物で、家族の絆も強い。

 今年は、立場が追い詰められたからと言って猪突猛進しなければ、むしろ穏当で手堅い一年が経過することになるかもしれない。体や知に力が漲っているときほど、実際の行動は慎重になるものだ。

 漢字の丁は本来、クギの意味であった。訓読みでもその意味を込めて「あたる=当」とある。その後漢字そのものに「強い」「盛ん」などの意味が付与されて「若者」「壮年」などの意味が加わる。さらに字の形から意味が拡大解釈されて、草花の姿形が成長・成熟して充実してきた様子、すなわち力が漲(みなぎ)っている状態を表すようになった。

 亥の字は、象形文字では獣の姿を象徴していた。その後、獣の死骸の意味を帯び、呪力を持つ獣の骸(むくろ)で邪霊を祓うという霊力の意味がさらに加わった。転じて、滅して(死んで)後、新たな力を発生させるということから、晩秋から冬に草木が凋落して後、生命の力(気)が種子の内部に包み込まれている状態を表すようになった。

 干支の巡り合わせを、漢字本来の意味だけで象徴すれば、漲る気を新たな種子に封じ込めて、その種子の力強い発芽を待っている時期、ということになる。民団にはすでに、気漲る種子がある。だとすれば、待つのではなく、発芽を促したいものである。

(2007.1.1 民団新聞)
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