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地方参政権付与で善意の競争を提唱 金敬得弁護士が東大で講演(04.10.6)
 東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究室の主催する公開講座「東京大学コリア・コロキュアム」に金敬得弁護士が招かれ9月22日、本郷キャンパスで「在日韓国人・朝鮮人社会の変化と現状」と題して講演した。同講座で在日同胞が講演したのは昨年12月の姜徳相滋賀県立大学名誉教授に続いて2人目。100人近い市民が熱心に耳を傾けた。

 金弁護士は解放以降、今日までの日本における外国人施策の移り変わりを振り返りながら、差別に抗して生きてきた自らの半生について語った。司法修習生として一度は不採用になった自らの体験を振り返ったくだりでは、「これからは弁護士になってあたりまえ。外国籍でも裁判官や検察官になれる時代になってほしい」と語った。

 永住外国人に対する地方参政権付与問題では、日本に先んじて韓国で実現する可能性に言及。「韓国に先を越されるのは日本の恥になる。在日外国人の人権の向上に向けて善意の競争をしてほしい」と呼びかけた。

 また、自らが国籍にこだわる理由に触れて「人間として生きたいがために内外人平等の先頭に立つ。これは韓国人として生きることと表裏一体をなしている。そうしたことを担保していけるような日本社会であってほしい」と強調した。

(2004.10.6 民団新聞)
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