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民族学級「光学級」 民団が支えて35年
ハングルや韓国の文化、歴史、風習などを学ぶ子どもたち
「国際人」700人送り出す

 【愛知】岡崎市立大樹寺小学校(天野道晴校長、813人)の民族学級「光学級」が、今年で開設から35年を迎えた。同胞と日本人児童が共に学ぶ「民族学級」は全国的にも珍しい。当初から民団岡崎支部(河隆實支団長)が下支えし、これまで延べ700人の「国際人」を送り出している。

同胞と日本人児童が共に学ぶ

 光学級は4年生以上の高学年を対象に週1回、開かれる。現在、児童30人がハングルや韓国の文化、歴史、風習などを学ぶ。天野校長は、「ひとつの国をしっかりと知ることで、それぞれの国に大事なものがあることを理解できる」という。同小学校の真向かいには徳川家康の菩提寺があることから、「子どもたちが朝鮮通信使と交流を深めた家康の精神を継ぎ、国際人として世界で活躍できる人になれば」と期待している。

 4年生から参加している6年生の男子児童は、「難しいけれど、とても楽しい」と笑顔を見せた。ある女子児童は、「言葉が記号みたいで、とても面白い。韓国へ旅行したときに役立ちそう」とうれしそうだった。河支団長は「純粋にその国を理解し、また韓国語を覚えることはとても意義がある。中学へ進級してからも続けていってほしい」とエールを送った。

 光学級の前身は、同胞たちが韓半島への帰国に備え、岡崎公園内で子どもたちにハングルを教えた「朝鮮学級」だ。関係者の話によれば、発足は解放間もないころのことだったという。75年にはその精神を継いで大樹寺小学校に開設し、名称も光学級とした。同胞だけの民族学級ながら「一緒に勉強したい」という日本人の児童が加わるようになり、98年ごろからは国際学級としての色彩が濃くなった。岡崎市も注目するようになり、81年から教育補助金を支給している。開設当初から尽力してきた民団岡崎支部の働きかけもあり、02年には正規の授業として認定された。

 光学級を見守ってきた朴茂安同支部常任顧問は「放課後の光学級が終わると、お腹をすかせた子どもたちにと民団がパンや飲み物など軽食を配っていた。これが人気で、光学級に参加する生徒たちを抽選で選ぶほどだった」と当時を懐かしそうに振り返っていた。

(2010.9.29 民団新聞)
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