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| ソウル市内のロッテホテルで開かれた民団主催の祝賀レセプション | | 祝賀会であいさつをする鄭進団長 | 【ソウル】国会議事堂前の広場で行われた第17代大統領就任式に、民団は約1000人の大規模な祝賀団を構成して参列、李明博新政府の船出に熱い声援をおくった。祝賀団は当日、27台のバスに分乗して会場に到着、多くが立ち席であったにもかかわらず、疲れを見せずに式典を見守り、李大統領の就任辞では要所ごとに盛大な拍手で応えた。
民団はまた、ロッテホテルで就任祝賀レセプションを開催、式典参加者は韓日両国の来賓らと「韓半島の新たな神話」創出に手を携えて前進することを誓い合った。鄭進中央本部団長はあいさつを通じて「李大統領の苦難と逆境を克服してきた人生は、韓国の歴史そのもの」と強調、「民団も忍耐と勇気を持って、同胞社会とわが国の発展に努力しよう」と呼びかけた。
会場には来賓として韓日親善協会中央会の金守漢会長、在外同胞財団の李求弘理事長、金鍾泌元国務総理のほか、外交通商部の長官に内定している柳明桓・前駐日大使、新韓金融持株会社の羅應燦会長らも駆けつけた。
李大統領の実兄で、訪日特使を務めた李相得国会副議長はあいさつで、「民団を中心とする在日同胞の祖国への熱い思いに感謝する」と述べ、「これまで以上に紐帯を強め、韓国の新しい躍進時代を切り開こう」と訴えた。
会場にはまた、永住外国人への地方参政権付与の先頭に立つ民主党の推進議連から、川上義博、白真勲の両参院議員が来場し、李当選人(当時)と超党派訪韓議員団、小沢一郎民主党代表との会談内容を紹介し、「李大統領は地方参政権実現へ強い熱意がある。皆さんの長年の思いに応えることはもちろん、韓日関係の成熟化と相互発展のために、ぜひ実現にこぎつけたい」との決意を披露した。
(2008.2.27 民団新聞)
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