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発展する在日マダン、多文化共生実現へ力
各地区担い手が実践報告
生野民族文化祭皮切りに全国40カ所


 【愛知】在日の若者たちの出会いの場となってきた民族祭り、マダンが京阪神を中心に広がりを見せている。先駆けとなったのは「一つになって育てよう!民族の文化を!心を!」を合い言葉にした「生野民族文化祭」(02年で終了)。現在は各地で40以上あるという。1日、名古屋市内に京阪神で活動している4人の担い手が集まり、実践報告を通してそれぞれの立場から意見交換を行った。

 尼崎民族まつりは在日の有志が自らの存在証明として始めた。いまは韓国だけでなくインドやギリシャ、イタリア、沖縄なども参加する国際色豊かなまつりとして発展してきた。実行委員会の李鐘太さんは「多文化共生社会、国際交流社会の実現に大きく寄与している」と強調した。

 ふれあい芦屋マダンは日本人住民が中心だったが、ニューカマーの参加でまつりが活性化したという例だ。稲津秀樹さん(関西学院大学大学院)は「まつりのプレイベントでの話しあいにたまたま参加していたニューカマーの人たちがその後も関わり、文化を通じてお互いに引き寄せあい、多文化共生社会実現につながっている」と述べた。 司会進行を担当した藤井幸之助さん(神戸女学院大学非常勤講師)は、「マダンは当初、在日主体のものだった。やがて在日と日本人のまつりへと発展し、いまや在日と日本人、さらに他国の外国人をも巻き込んだグローバルなまつりとして地域に密着してきている」とまとめた。

(2007.7.4 民団新聞)
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