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民団と二人三脚、来年は20周年に…韓人山梨貴金属協会
 【山梨】宝飾関係に携わる新定住の技術者、経営者らで構成する韓人山梨貴金属協会(洪慶洙会長)が来年、設立20周年を迎える。この間、日本での永住権取得者は増え続けており、民団の役員となって同胞社会で活躍する人材も出てきている。

 同県は昔から水晶の産地として知られ、宝飾加工技術に秀でている。宝飾品の出荷額は日本一。原石の輸入から貴金属への加工、完成まですべての工程を一貫して行っている一大集積地だ。韓国からは90年代初頭以降、新天地での活躍を夢見て多くの技術者が集まるようになった。

 やがて、ビザの期限切れなどの問題が表面化するようになり、民団が後ろ盾となって東京入国管理局と話し合う機会が増えていった。入管当局は民団山梨に協会をつくるようにとアドバイス。これを受けて民団の支援のもと、98年6月に結成され現在に至っている。

 かつては運動会を開催すると1000人を超す同胞を集め、独自に女子サッカー大会を開催するほどだった。長引く不況もあって、いまはかつてのようなパワーには陰りが見られるものの、会員は県庁所在地の甲府市とその周辺に約200人。その家族も合わせると500人を超える。いまも民団の活性化に欠かせない一大集団であることに変わりはない。

 当時、団長として協会設立に関わった朴善国常任顧問は「入管当局と交渉した結果、新たな資格として技能ビザで入国、更新もできるようになった。協会をつくってよかったと思う。この先、山梨の韓国社会を担う人たちがこの中から出てくる」と期待している。

 同協会が7日、甲府市内で開催した送年会には会員80人が参加。各種賞品の当たる抽選会も行われ、カラオケで親交を深めた。洪会長は「困難はいろいろ抱えていても、会がよりよく発展していけるよう努力していきたい」と抱負を語った。

(2017.12.20 民団新聞)
 
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