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| <女子カーリング>「チーム金」のライバルは北京目指すジュニア代表…ともに高校同窓生で結成 |
平昌五輪で大活躍を見せた女子カーリングチームの「銀メダル神話」は、慶尚北道義城女子高校から始まった。
2006年に地元・義城にカーリング専用競技場ができた。高校1年生だった「メガネ先輩」こと、金恩貞はその会場で行われた学校の体育体験授業で初めてカーリングを経験。「これは面白い」と友人の金栄美にカーリングクラブを作ろうと提案した。
このカーリング場を頻繁に訪れたのが金栄美の妹、金敬愛だった。ただ単に姉の持ち物を届けるためだったが、姉たちが熱心に練習している姿を見て自分もやってみたくなったのだ。
そして金敬愛は一緒にカーリングをやる友だちを捜そうと、教室の黒板に「カーリングやりたい人募集」とメッセージを書き込んだ。これを見て合流したのが金善英だ。
この、義城女子高校の同窓生で構成したチームが五輪で韓国初のメダルを獲得した「チーム金」だ。
実は「チーム金」の最大のライバルは妹分にあたる女子ジュニア韓国代表チームだ。
金ミンジ、金ヒェリン、梁テイ、金スジンで構成したジュニア代表の粘り強いチームワークは、成人チームに負けない実力を誇示している。
彼女らも同じ学校の仲間たちと作った同窓生チームだ。民楽中学校（京畿道議政府市）で一緒にカーリングを始め、そのまま松 高校に進学したあとカーリング部で活動し先月卒業したばかり。
ジュニア代表3年目の彼女らは2022北京冬季五輪では「チーム金」の最大のライバルに成長すると見られている。
実際、昨年行われた、平昌五輪代表選抜第1次戦で「チーム金」を含めて、全チームを破って優勝するという波乱を起こした。選抜大会は第3次戦までもつれ、接戦の末、「チーム金」の慶尚北道体育会が競り勝った。
先輩チームに対して妹分のメンバーたちは「お姉さんたちの気合いとパワーはハンパない」と五輪開幕前から、「チーム金」のメダル獲得を確信していたという。
ジュニアのメンバーは連日、五輪会場にかけつけ、先輩たちを応援した。そんな「妹」たちの大声援があったからこそ、強豪国を次々と破って決勝まで進み、見事銀メダルを獲得できたと言える。
ジュニアチームは3日に開幕した世界ジュニア選手権に出場している。
（2018.3.7 民団新聞）
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