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「子どもの目線」忘れずに…次世代育成事業リーダー研修会
「子どもの目線」忘れずに
最高の感動体験届けよう
オリニサマーキャンプなど控えて


 夏休みのサマーキャンプや冬季イベントなど、オリニを対象にした次世代育成行事の企画などのノーハウを学ぶ「次世代育成事業指導者育成セミナー」が21日までの2日間、東京・港区の韓国中央会館で行われた。在外同胞財団が後援した。

 東京都レクリエーション協会会長の東正樹さんを特別講師に招き、全国から参加した32人の実務者が、子どもたちにとってどのような企画が成功するのかを聴いた。

 その中で特に重視されたのがイベントを企画するうえでのアイデアだ。日々新しい遊びを考案している東さんは、テーブルゲームやレクリエーションを実際に行いながらアイデアの重要性を実践で示した。

 東さんは「資金がなくても既存の遊びにルールを変えるなど、工夫することで子どもたちに充分楽しんでもらえる」と語った。また、「イベント成功のポイントは主催側の条件、環境、経験、能力、組織力にかかっているが、企画法、行事名称、パーツ、種目の4つを組み合わせてバランスを取ることで、様々なイベントを組み立てることが可能」と説明した。

 この後、東さんが考案した「カード合わせ」「変則じゃんけん大会」などのゲームを実際に体験しながら、実践力を養った。

 2日目は、実際に行われている事業をモデルケースとして挙げ、どのようなイベントが成功するかについてディスカッションした。

 この中で建国幼・小・中・高等学校教師の金秀子さんは子どもたちに人気のある物づくり体験形式のイベントを提示した。

 金さんは「物作りを通して、参加した子どもたちに満足感を持たせることで、リピーターになってもらえる」と利点を説明した。

 セミナー参加者は「これまで色々な企画を考えてきたが、マンネリ化もあり次世代たちを上手く取り込めないことがあった。今回のセミナーを通して子どもたちの目線に立つことの大切さを学んだ。ぜひ新しい企画に挑戦したい」と意欲を示した。

 オリニイベントのリーダー研修は数年前から各地方で要望があった。民団中央では2年に一度開催するオリニジャンボリーのボランティアを対象にした事前研修は開催していたが、今回のセミナーは久方ぶり。

 主催した民団中央本部文教局の崔峯圭局長は「2カ月後に迫った夏休みのオリニサマーキャンプの効果的な開催へ大きく活かしてほしい。今後も開催していきたい」と語っていた。

(2017.5.24 民団新聞)
 
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